「家事」と一言でいっても、掃除、洗濯、料理、部屋の整理などその範囲はとても広く、各分野の知識は更に奥深いものです。家事代行のお仕事は「未経験者でも大丈夫！」という会社が多いですが、最初の内は覚えることが多くあり焦ってしまうかもしれません。そこで、家事代行の仕事に活かせる資格をいくつかご紹介いたします。

「家事代行の仕事に興味がある」
「資格を取得してスキルアップしたい」

という方はぜひご覧ください。

家事代行の仕事で役立つスキルとは？

「家事代行」の仕事は多岐にわたりますが、メインのお仕事は掃除であることが多いです。各部屋の基本的な掃除の仕方、汚れの種類と洗剤の使い分け、使用する道具などを知っておくと迷うことなく作業ができるでしょう。
また、お部屋が散らかっていた場合、まず簡単に片付けてから掃除に取り掛かりますが、その際に整理収納の知識があると役立ちます。そこから更にお片付けの仕事につながることもあるかもしれません。
他にも洗濯や衣類のたたみ方、アイロンがけ、料理など、皆さんが日常でこなしている「家事」の知識は全て活かすことが出来ます。
今回のコラムでは、家事代行の仕事で一番必要な掃除と整理収納の知識やスキルが身に付く資格についてお話いたします。

家事代行の仕事で活かせる資格《掃除・整理収納関連》

掃除関連の資格は、お掃除の基本的な流れや考え方から、プロのノウハウまでを学べる「クリンネスト」があります。家事代行サービス大手の「ミニメイド・サービス株式会社」が30年かけて培ったお掃除メソッドを学ぶことができます。
整理収納関連の資格は様々なものがありますが、最も有名なのはNPO法人ハウスキーピング協会が認定する「整理収納アドバイザー」でしょう。物や部屋が片付かない原因を根本的に解決するための様々な知識を学べる資格です。

クリンネスト

クリンネストは、「やり方がわからない」「面倒」「楽しくない」などのお掃除に対するマイナスな思いをプラスに変える、効率的なお掃除のための５つのメソッドを習得する資格で、家事代行の仕事で活かすことができます。
２級と１級があり、２級では５つのメソッドとお掃除の基本について学び、１級ではそのメソッドをもとに場所ごとの掃除方法を詳しく見ていきます。

更に、実際に身体を動かして具体的に学ぶ「実技認定予備講座」、お掃除サービスの仕事をする際に必要な考え方やお客様対応を学べる「実務認定予備講座」もあります。プロからの指導を受けることが出来る貴重な講座ですので、掃除をお仕事にしたい方にはおすすめです。
また、よりクリンネストを広めたい方は講座と試験を受けて「クリンネスト２級認定講師」になる道もあります。

整理収納アドバイザー